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古いkernelの計算機にCUDA7.5をインストール

古いkernelの計算機にCUDA7.5をインストールした際のログです

古いkernelで運用している計算機にCUDA7.5をインストールしようと際のログです. OSはCentOS 7.1です.

〈kernel-headersとkernel-develのインストール〉

まず, 運用中のkernelに合わせたkernel-headersとkernel-develをインストールします. rpmファイルは,
 RPM Search
から探して取ってきて, インストールします.

# yum install kernel-headers-$\$$(uname -r).rpm kernel-devel-$\$$(uname -r).rpm


〈CUDA™のインストール〉

CUDAのインストールにdkmsとlibdpauが必要となるので, EPELレポジトリを追加しておきます.

# yum install epel-release

EPELレポジトリの利用を明示的に行うようにするため, /etc/yum.repos.d/epel.repoを次のように
編集します.

enabled = 1 を enabled = 0 に変更

次にrpmファイルを
 https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
からダウンロードして, インストール.

# rpm -i cuda-repo-rhel7-...x86.64.rpm
# yum clean all
# yum --enablerepo=epel install cuda


〈NVIDIAドライバーのインストール〉

インストール前にnouveauドライバーを無効化します.
既存の起動イメージファイルを保存して, nouveauドライバーを読み込まない起動イメージファイルを作成.

# cd /boot
# mv initramfs-$\$$(uname -r).img initramfs-$\$$(uname -r)-nouveau.img
# dracut --omit-drivers nouveau initramfs-$\$$(uname -r).img $\$$(uname -r)

次にnouveauをブラックリストに入れます. 以下の2つのファイル
/etc/modprobe.d/modprobe.conf
/etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf
に1行
blacklist nouveau
と記入. ファイルがなければ作成する.
リブートして, nouveauドライバーが読み込まれていないことを確認.

# lsmod | grep nouveau
(何も表示されない)

nouveauドライバーが読み込まれていないことを確認できたら, NVIDIAドライバーをインストールします。
 http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
からrunファイルをダウンロードして実行.

# ./NVIDIA-Linux-x86_64.xxx.yy.run



参考にしたウェブサイト