CentOS 7.1 での Lustre クライアントのインストール
CentOS 7.1 での Lustre client のインストールに関するメモ
lustre-clientの最新バージョン(2015年11月11日現在)が2.7.0-3.10.0_123.20.1なので,
このバージョンに合わせて古いkernelをインストールします.
[root@client]# yum localinstall kernel-< ver_ker >.rpm
古いkernelのrpmファイルは, 次のサイトで探せます.
RPM Search
次にlustre-clientをインストールします.
[root@client]# yum localinstall lustre-client-< ver > lustre-client-modules-< ver >
lustreのrpmファイルは次のサイトからダウンロードできます.
Download Lustre Releases@OpenSFS
インストール作業は以上です. reboot後,
[root@client]# mount -t lustre 192.168.xxx.yyy@tcp0:/lustre /lustre
と実行すれば(192.168.xxx.yyyはLustreFSサーバのIPアドレス)ファイルシステムをマウントできるはずです.
起動するkernelを指定するのに苦労したので, 以下にメモを残します.
ブートローダーがCentOS 7からGRUB2に変わっていて, GRUBでのgrub.confを編集する方法が使えません.
まず, GRUB2のconfig fileを探します.
BIOSベースの場合
/boot/grub2/grub.cfg
UEFIベースの場合
/boot/efi/EFI/centos/grub.cfg
にあります. config fileを見つけたら, 起動するkernel(あるいはOS)のリストを表示させます.
# grep ^menuentry grub.cfg | awk -F\' '{ print $2 }'
上のリストからデフォルトで起動させるkernelを選び, 次のコマンドで指定(例ではCentOS Linux (3.10.0-xxx...)を指定)します.
# grub2-set-default "CentOS Linux (3.10.0-xxx...)"
次のコマンドで正しく指定できているか確認できます.
# grub2-editenv list
saved_entry=CentOS Linux (3.10.0-xxx...