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USBメモリでLinuxをインストールする 2

USBメモリを使ってLinuxをインストール (その2)

久しぶりにUNetbootinを使ってBootable USBメモリを作ろうとしたら, いろいろと
嵌ってしまったので, 下に原因と対処方法をメモしておきます.
インストールしたOSはCentOS 6.5 のminimal(CentOS-6.5-x86_64-minimal.iso)です.
「USBメモリでLinuxをインストールする(その1)」のページはこちら


(その1)
症状:USBブートしない
原因:UEFI Secure Bootが原因
対処:BIOS設定画面でSecure Bootを選び, Windows 8 UEFIからOther OSに変更


(その2)
症状:インストール途中で, ``Unable to read package metadata from repository''と
   表示され, 作業が停止する.
原因:UNetbootinで作成されたrepodataディレクトリ下のファイルが正しくない
対処:repodataディレクトリ下のファイルを全て消去し, 適当なサーバから正しいrepodataをダウンロードして,
   入れ替える. たとえば

   http://ftp.hoge.jp/Linux/centos/6.5/os/x86_64/repodata/
   (上の文字列"hoge"を適当なものに置き換える)

   などからダウンロードする.
   この段階で, repodataにあるパッケージのデータが残念ながらminimal構成のものから
   変更されてしまっています. パッケージのデータが記載されている部分を修正できれば
   もっとも簡単なのですが, よくわからないので, minimalではない構成でインストールを
   継続します.
   どのパッケージが必要なのかも分からないので, 全てのrpmファイルをPackagesディレクトリに
   入れます. たとえば

   http://ftp.hoge.jp/Linux/centos/6.5/os/x86_64/Packages/
   (上の文字列"hoge"を適当なものに置き換える)

   からファイルの末尾が, ".x86_64.rpm"と".noarch.rpm"のものを選んでダウンロードします.
   ダウンロード先のサーバに負荷がかかるので, あまりお行儀が良くないですが, 一つひとつ手で
   ダウンロードするのも現実的に不可能なので, wgetやcurlを使うと良いでしょう.


(その2の別解)
別解というよりは, たぶんこっちが正解. ただし, インストール作業が一通り終わった後に思いついた
ことのなので検証はしていない. (2014年2月13日追記:検証しました. この方法でうまく行きます.)

対処:isoファイル(CentOS-6.5-x86_64-minimal.iso)をマウントして, repodataディレクトリ下の
   ファイルをUNetbootinで生成されたものと入れ替える.


今回は上の2つの問題を解決して, Bootable USBメモリを作成することができました.